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「継続が親しみ生む」 徳島でNIE全国大会始まる

徳島市で始まったNIE全国大会のシンポジウム=31日午後

 教育現場で新聞を活用する「NIE」(教育に新聞を)の実践報告をする第19回NIE全国大会が31日、徳島市で2日間の日程で始まった。新聞に親しむ市民を育てることを目指して「よき紙民しみんになる」がスローガン。

 徳島県NIE推進協議会会長の原卓志鳴門教育大教授は基調提案で「新聞を何度も教材として使えば、子どもたちに『新聞は面白くて役に立つ』という思いを持ってもらえる」と話し、継続的な実践が親しみを生むと強調した。

 子どもや教員らがNIEについて討論するシンポジウムも実施。中学1年の男子生徒は「小6のときに、修学旅行の出来事を新聞にまとめたのが面白かった」と体験談を話し、母親は「読解力を付けるために小学生のころ、新聞のコラムを書き写させていた」と自宅学習の様子を披露した。

 小学校でNIEの授業を続ける藤田賀史教諭(36)は「子どもには、新聞は難しいという固定観念があるので、それを壊して面白さを伝えたい。授業では、新聞を気軽に取り入れていくことが大事」と語った。

 2日目は新聞を使った公開授業や学校での実践報告がある。

(2014/08/01 秋田魁新報掲載)