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新聞教材に公開授業 徳島、NIE全国大会閉幕

 徳島市で開かれていた第19回NIE全国大会は1日、新聞を教材とした公開授業や実践発表などを行い閉幕した。教育、新聞関係者約960人が参加し、教育現場で新聞を活用するための方策を探った。次回は来年7月30、31日に秋田市で開かれる。

 公開授業は小中高校6校が実施。このうち鳴門教育大学付属中学校(徳島市)は、3年生4学級の約160人が議員役となって模擬県議会を行った。生徒たちは新聞などを通して徳島県の課題を探り、政策を立案。生活習慣病の予防策や南海トラフ巨大地震の防災対策などについて活発に議論した。

 実践発表は小中学校5校の教員が取り組みの成果や課題を報告したほか、七つの特別分科会では、朝の授業前を利用した活動や高校でNIEを取り入れるポイントについて意見交換した。

 閉会式では、徳島県NIE推進協議会長の原卓志鳴門教育大教授が「大会を通じて、教師がNIEを楽しみ、自らを高めようとしていた。今後、NIEが全ての学校、教育機関でごく普通の営みとなるように努力しなければならない」と総括。来年の全国大会を主管する秋田魁新報社の佐川博之編集局長は「来年の秋田大会は節目の第20回大会。NIE活動が成熟期に入る元年としたい」とあいさつした。

 秋田大会は「『問い』を育てるNIE―思考を深め、発信する子どもたち」をスローガンに、小中高校の公開授業や実践発表などが行われる予定。

(2014/08/02 秋田魁新報掲載)