NIEニュース > 2014年度

学校で新聞読もう 小中学校に閲覧台設置、読み比べなど積極活用

 横手市教育委員会は本年度、市内の小中学校へ新聞閲覧台の設置を進めている。教育に新聞を取り入れるNIE活動の一環。設置された学校では子どもたちが新聞を読み比べたり感想を話し合ったりして、積極的に活用している。

 閲覧台が設置されたのは小学校7校、中学校7校の計14校。このうち11校には、県内のロータリークラブが加盟する国際ロータリー第2540地区が9月に寄贈した。新聞を置いて見開きで読むことができ、各校は廊下や図書室など児童や生徒が手に取りやすい場所に設置している。

 同市平鹿町の浅舞小学校では、新聞を読むために廊下に設けたオープンスペースに寄贈された閲覧台を設置。始業前や昼休みには児童らが自然に集まり、熱心にページをめくっている。6年の女子児童は「スケートの羽生結弦選手の記事をよく読む。けがをしたにもかかわらず試合に出た記事を読んで、羽生選手らしい判断だと思った」、6年の男子児童は「1面から読むのが習慣。世界や日本で起きていることが分かる。読んでいるうちに、同じ記事でも新聞によって見出しや内容が違うのに気付いた」と話していた。

 市教委教育指導課は「NIEの推進は、確かな学力を身に付けるのに必要な言葉の力を養うのが狙い。自然に新聞に親しんでもらうための環境整備を進めており、現場で閲覧台を活用してほしい」としている。市教委は今後、市内の全小中学校(統合後26校)に閲覧台を配置する予定。

(2014/12/04 秋田魁新報掲載)