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新聞活用の実践例紹介 横手で県内教員勉強会

ワークショップで新聞の活用法を探る参加者

 授業などでの新聞活用について学ぶ「NIE勉強会」が18日、横手市のY2ぷらざで開かれた。県内の小学校と高校の教員ら11人が参加。新聞活用の実践例や、新聞を使う際のポイントを話し合った。開催は昨年11月に続き3回目。

 横手南小(横手市)の佐々木明人教諭と横手北小(同)の佐藤詩輝教諭が、普段どのように新聞を活用しているかを紹介。日直の児童が気になる記事を選んで朝の会で紹介していることや、児童が興味を持った記事を切り抜いてシートやノートに貼っているといった取り組みを挙げた。

 佐々木教諭は「子どもは手元に『自分の新聞』があれば隅から隅まで読む。新聞を購読していない家庭も多いので、学校に来ると新聞があるという環境をつくる必要がある」と話した。

 佐藤教諭は「大事なのは継続すること。NIEを根気強く続けることで子どもたちは新聞を読めるようになるし、考える力が付くと思う」とした上で、「すぐに効果を求めると教員も子どもも苦しくなる。見返りを求めないこともポイントではないか」と語った。

 新聞から教材に使えそうな記事を選び、どんな授業を展開するかを紹介し合うワークショップも行った。参加者からは「新聞から複合語を探す授業を以前行った。子どもたちはただ教科書を読むよりも楽しそうだった」「新聞1紙だけを、あるいは一つの記事だけを読むのではなく、複数を読み比べることが大切」などの声が上がった。

(2017/02/19 秋田魁新報掲載)