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記事基に児童討論 大分NIE全国大会、新聞活用意義探る

 大分市で開かれていた第21回NIE全国大会(日本新聞協会主催)は5日、新聞を教材として活用した公開授業や実践発表などを行って閉幕した。教員や新聞関係者約1400人が参加。授業で新聞を用いる意義やその方法を探った。

 公開授業は大分県内の小中学校と高校合わせて9校が実施。このうち、寒田(そうだ)小(同市)は6年生32人が「『ようこそ、私たちの町へ』~大分のよさを伝えるパンフレットを作ろう」をテーマに国語の授業を行った。

 児童たちは、パンフレットの最初のページを「観光」と「食」のどちらにするか決めるため、二手に分かれて討論。地元の観光地や食を紹介する記事などを根拠にしながら、活発に意見を交わした。

 実践発表では、小中学校と高校計4校が校内で日常的に取り組んでいる新聞活用について報告。また四つの特別分科会では、子どもたちへの「主権者教育」に新聞がどのような役割を果たせるのか―などをテーマに教員や新聞関係者が議論した。

 本県から大会に参加した日本新聞協会NIEアドバイザーの佐藤香・大曲農高教諭は「NIEによって、学校で学んでいることと社会とのつながりを子どもたちに気付かせることが大切だと実感した」と話した。

 次回大会は来年8月3、4日に名古屋市で開かれる。

(2016/08/06 秋田魁新報掲載)