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授業に新聞どう活用 県内教員、横手市で初の勉強会

県内の教員有志らが新聞活用について意見交換した初のNIE勉強会

 学校の授業などで新聞を活用する「NIE」について学ぼうと、県内の教員有志らが10日、初の「NIE勉強会」を横手市の秋田魁新報社横手支社で開いた。小学校や高校の教員ら11人が参加、新聞を使う意義や活用の仕方について意見を交わした。

 初会合では、日本新聞協会NIEアドバイザーで横手市教育委員会の永沢敏昭さん(61)が新聞活用の大切さを解説。「多様な情報が載っている新聞を読むと『偶然の出合い』がある。新聞は他者や他の国との関わり合いを学び、持続可能な社会をつくっていくための材料になり得る」と語った。

 意見交換では教員から「新聞を授業に生かすのが難しい」「NIEでどのような力が伸びるのか説明しづらい」などの声が出た。これに対し他の教員が「あまり気負わず、新聞を使うのが効果的な場面で使用している」と助言。自分に自信を持てない子どもや将来の夢を見いだせない子どもが、記事のスクラップを続けることで自分が何に興味を持っているか気付くこともあるとの意見もあった。

 新聞を購読する家庭が減る中、参加者からは「こういう時代だからこそ、学校で新聞に触れる機会を設けなければいけない」「高校からいきなり新聞を読み始めるのは難しい。小中高と継続して読む習慣を身に付けさせたい」などの声も上がった。

 勉強会は定期的に開催する予定。問い合わせは県NIE推進協議会事務局(秋田魁新報社内)TEL018・888・1822

(2016/09/11 秋田魁新報掲載)