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教員が模擬授業、新聞活用の方策探る 秋田市で研究会

模擬授業などを通して新聞活用への理解を深めたNIE研究会

 学校の授業などに新聞を活用する「NIE」について理解を深める「NIE研究会」が16日、秋田市のさきがけホールで開かれた。県内の小中学校、高校の教員ら約90人が参加。新聞記事を使った模擬授業などを通して新聞活用の方法を探った。

 秋田市で昨年開催された第20回NIE全国大会秋田大会を受け、本県のNIE活動を一層進めようと県NIE推進協議会が主催し、県教育委員会、秋田市教育委員会が共催した。

 同協議会の阿部昇会長(秋田大大学院教育学研究科教授)は「子どもたちの考える力や表現力を伸ばす上で、新聞が果たす役割は大きい。研究会の成果をぜひ学校や地域に広げてほしい」とあいさつした。

 研究会のテーマは「アクティブ・ラーニングを生かした探究型NIE」。秋田大付属小学校の大庭珠枝教諭が参加者を児童役として模擬授業を展開。レスリング女子の吉田沙保里選手が、リオデジャネイロ五輪決勝で敗れたことを報じる新聞2紙を使って、それぞれの紙面から受ける印象や伝えようとしていることの違いを読み比べ、意見交換した。

 続いてNIE実践校の朝倉小学校(横手市)の谷藤曉(さとる)教諭が、NIE活動に取り組む児童の様子を動画などを使って紹介した。

 参加した秋田南高校の關(せき)友明教諭は「模擬授業を通して、新聞はさまざまな読み取り方ができるとあらためて理解できた。今日の発見をこれからの新聞活用につなげたい」と話した。

(2016/11/17 秋田魁新報掲載)