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心に響いた言葉贈ろう 教員ら、新聞使いカード作り

新聞を使った「ことばのギフトカード」を体験したNIE学習会

 授業などでの新聞の活用法を学ぶ「NIE学習会」が10日、横手市の横手就業改善センターで開かれた。県内の小学校や高校の教員をはじめ、大学生、高校生ら10人が参加。日本新聞協会NIEアドバイザーで大曲農業高校の佐藤香教諭が、新聞から切り取った言葉を使ってメッセージカードを作る「ことばのギフトカード」という活動を紹介した。

 「ことばのギフトカード」は、新聞を読んで心に響いた言葉を切り取り、カードに貼り付けて「ギフトカード」を作る取り組み。白鴎大学非常勤講師の渡辺裕子さんが考案した。

 佐藤教諭は「誰に宛てるかは、最初から決めていなくても大丈夫。心に響いた言葉を切り取っていくうちにだんだん気持ちが熟して、自然と『あの人に贈りたいな』と思えてくる」と説明した。

 参加者は、新聞を見て気になった言葉や写真などをどんどん切り取った後、カードに貼り、自分で言葉を書き足しながらオリジナルのギフトカードを完成させた。

 参加者は、「いざ出陣」「心に余裕」などの言葉を貼って今春社会人になる娘に宛てたり、「平和」への思いを込めて「人間」「命」「シリア」「中東」などの言葉を組み合わせたりするなど、思い思いのギフトカードを作っていた。

 佐藤教諭は「心に響いた言葉を選ぶうちに、自分の気持ちが整理されたり、発見があったりする。ぜひ学校でも実践してほしい」と話した。

(2018/02/11 秋田魁新報掲載)