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新聞の写真切り口に授業 教員ら学習会、実践紹介

県内の教員たちが新聞活用について話し合ったNIE学習会

 授業などでの新聞の活用法について学ぶ「NIE学習会」が17日、横手市の横手就業改善センターで開かれた。県内の小学校や高校の教員ら8人が参加。大曲農業高校(大仙市)の佐藤香教諭が、新聞の写真を切り口とする国語の授業の実践を紹介した。

 佐藤教諭は「国語の授業で新聞を使うときはどうしても記事に重きを置きがちだが、写真には小さな子どもでも引きつけられ、入り込みやすいという良さがある」と説明。授業では生徒6人がグループになって新聞の中から気になる写真を選び出し、その上で、その中の1枚を撮影した通信社のカメラマンを実際に招いて撮影への思いを聞いた。

 佐藤教諭は「写真を通して『写っている人はこんな気持ちなのかな』『撮影した人はこんな思いを伝えたかったのかな』と、他人の思いを推し量る力を刺激したかった。人と人は簡単には分かり合えないが、子どもたちがこれから社会で生きていく上で、他人の思いを想像して分かり合おうとすることが大切だ」などと授業の意図を語った。

 参加した教員らは「写真を使った実践は低学年でも取り組みやすい」「1枚の写真にもさまざまな活用の仕方があり、いろいろなことが読み取れると分かった」などと感想を述べていた。

 NIE学習会は本年度から、従来のNIE勉強会の名称を変更して開催した。

(2017/06/18 秋田魁新報掲載)