連載企画
雪原への道
少年時代に抱いた「極地探検」の志を貫き、世界の探検家と争って南極に足を踏み入れた陸軍中尉・白瀬矗(のぶ)(にかほ市金浦出身、1861~1946年)。白瀬率いる探検隊が、小さな機帆船で東京・芝浦港を出発してから2010年11月で100周年。強靱(きょうじん)な意志で波乱に満ちた運命を生き抜いた探検家の足跡をたどる。
第6部・夢は続く
人類の探検史に確かな足跡を残した白瀬はその後、不遇な人生を送りながらも南極へ強い思いを抱き続ける。そしてその情熱は、現在に続く南極観測事業へと受け継がれてゆく。
第5部・挫折と栄光
欧州のライバルたちに比べて大きなハンディキャップを抱えながら氷の大陸を目指した白瀬。極点到達は果たせなかったものの、人類の探検史に確かな足跡を残した2度にわたる南極探検を追う。
第4部・方向転換
千島探検を終えた白瀬は日露戦争従軍、後ろ盾である陸軍大将・児玉源太郎の死を経て、探検の目的地を北極点から南極点へと変更。いくつもの困難にぶつかりながら、人類未踏の地への挑戦に向けて猛然と突き進んでいく。
第3部・千島列島へ
運命的に出会った児玉大将に導かれるように、千島を目指した白瀬。北辺の島々でどんなことを体験し、南極探検への糧としたのだろうか。過酷な千島探検の道筋をたどる。
第2部・少年の志
北国の小さな漁村に生まれ育った白瀬が、いかにして極地探検の志を抱いたのか。少年期から青年期までの足跡をたどる。