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美ら島に輝け 沖縄IHに臨む県勢

[バスケットボール男子・能代工]

守備充実、常勝復活期す

 佐藤信長監督が就任して3年目の能代工。今年の選手は佐藤監督が1年生から指導してきた“生え抜き”がそろう。「ディフェンスで流れをつかんで『守り勝つ』という考えが浸透してきた」と佐藤監督。インターハイに向けては、守りを中心に鍛えてきた。

インターハイを前にした今月10日、OB戦に臨み守備の強化を図った能代工

 代名詞の「走るバスケ」に変化はない。「マンツーマンディフェンスができる足がなければゾーンもできない」(佐藤監督)という考えのもと、マンツーマンで積極的にプレスをかけてチャンスにつなげる展開を目指す。勝負どころや相手の状況次第では、ゾーンに切り替えて圧力を与える。

 5月の能代カップでは、昨年の全国高校選抜優勝大会(ウインターカップ)を制した明成(宮城)に71―114で敗れた。しかし、明成との再戦となった東北選手権決勝では70―82と、敗れはしたが差を確実に縮めた。

 守備が充実したためだ。明成の速いパス回しに、マンツーマンからゾーンに切り替えて対応。ゾーンプレスからボールを奪って攻めるリズムが生まれた。終盤には1点差まで迫る場面もあった。

 課題はシュートの精度。予想されるスターティングファイブの平均身長は約180センチと全国の強豪校に比べて低く、リバウンドでの劣勢は否めない。それだけにシュートを取りこぼさず決められるかが鍵になる。攻撃の中心・西島宏哉(3年)は課題克服の取り組みについて、「全員が1日に最低500本のシュートを練習した」と話す。

 能代工は、2007年の秋田わか杉国体以来、全国舞台での栄冠から遠ざかっている。熊坂兼主将(3年)は「いい試合をしても結果を出さなければ意味がない」と気合十分。選手たちは真夏の沖縄で、常勝軍団復活を期す。

(2010/07/28 更新)

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