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美ら島に輝け 沖縄IHに臨む県勢

[レスリング・秋田商]

3年ぶりの優勝に照準

 「目指すは全国制覇」。数々の名選手を輩出した伝統校のレスリング場には、こう書かれた張り紙がある。今春の全国選抜は準決勝で惜しくも敗退。選手たちはその悔しさをばねに、2007年以来、3年ぶり4度目のインターハイ制覇を成し遂げようと厳しい練習を重ねてきた。

スパーリングをこなす秋田商の選手たち

 放課後の練習時間は3時間ほどだが、内容はハードだ。試合時間と同じ2分間のスパーリングを何度も何度も繰り返す。朝練習ではランニングとウエートトレーニングに励み、夏の連戦を乗り切るための体力をつけてきた。

 レギュラー7人中、3年生が4人、2年生が3人。突出した力のある選手はいないが、バランスの取れたチームに仕上がった。横山秀和監督は「簡単には負けない」と自信を深めている。

 50キロ級の佐々木峻介(3年)と55キロ級の伊藤拓(同)は、ともに長いリーチを生かしたタックルが武器。軽量級の2人が連勝して流れをつかむのが理想的な展開だ。6月の東北大会60キロ級で優勝した桑原章嘉(2年)、66キロ級で準優勝の松田健悟主将(3年)ら中量級も充実している。重量級にも84キロ級で優勝したポイントゲッター、櫻庭正義(2年)らが控える。

 優勝を目指す秋田商の前に立ちはだかるのが、昨年のインターハイと今春の全国選抜の覇者・霞ケ浦(茨城)。全国選抜の準決勝では2―5で敗退したが、「それほど力の差はなく、次は勝てるという手応えを感じた」と横山監督。松田主将は「霞ケ浦を倒して優勝し、新たな伝統をつくりたい」と意気込む。霞ケ浦は逆ブロックに入ったため、両校が順調に勝ち進めば決勝で対決することになる。

(2010/07/28 更新)

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