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がんと生きる

 高齢化の進展で、いまや国民の2人に1人が生涯で1度はがんにかかる時代になったといわれています。がん死亡率が全国一の本県でも、がんは今後ますます身近な病気となっていくでしょう。一方、医療の進歩により生存率が飛躍的に高まってきたことで、がんと共に生きていかざるを得ない現実を正視しなければならない時代であるともいえます。

 治療中または治療後の就労や経済的支援をどうするか、がんに対する国民の理解をどう深めるか、若い世代へのがん教育は…。社会全体で取り組むべき課題は少なくありません。秋田魁新報社は2017年3月まで「がんと生きる」について考えます。

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