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歴史・評伝

『種蒔く人』の射程 ― 一〇〇年の時空を超えて―
- 「種蒔く人」顕彰会 編
- A5判、342ページ
- 定価:2,750円(税込み)
- 在庫あり
1921年2月、秋田市土崎港で産声をあげた雑誌「種蒔(たねま)く人」。日本のプロレタリア文学運動の先駆けと位置づけられ、今日も高い評価を受けながら盛んに研究されている。創刊100年の節目を記念した本書では、17人の研究者らが多彩な視座から「種蒔く人」を読み解く。

記憶を未来へ―秋田の戦争をつなぐ
- 椙本歩美 著
- 四六判、並製、120ページ
- 定価:1,320円(税込み)
- 在庫あり
戦争を知らない世代が、どのように戦争の記憶を受け止め、継承するかを考える一冊。秋田市戦没者遺児「語り部の会」会員のインタビューや、戦争体験を聞いた国際教養大の学生たちの反応、旧日本兵の遺品の返還活動をしている米国のNPO「OBON(オボン)ソサエティ」を訪問した様子を収録。

複眼で見る環日本海の古代
- 四六版、161ページ
- 定価:1,922円(税込み)
- 在庫僅少
秋田市制100周年として行われた「北の海道秋田-国際文化シンポジウム」のほか、秋田大学新野直吉学長による「北の海みちと古代秋田」を収載。

中世の秋田
- 塩谷順耳 編著
- 新書版、226ページ
- 定価:990円(税込み)
- 在庫なし
中世秋田に関する最初の単行本。鎌倉期から織豊期まで、なじみが薄いとされた時代の社会と文化に光を当て、平易に解説。

近代の秋田
- 新野直吉ほか7人 著
- 新書版、365ページ
- 定価:1,388円(税込み)
- 在庫あり
明治維新以降、秋田がたどった道を豊富な資料と貴重な写真を折り交ぜて描写。今後の課題と展望にも言及。

伝えたい記憶
- 秋田魁新報社 編
- 菊判、380ページ
- 定価:1,650円(税込み)
- 在庫あり
本紙夕刊声の十字路欄「戦後60年に思う」に寄せられた読者の声、写真と朝刊社会面に連載した「シベリア抑留 凍土の記憶」「戦禍の残像」をまとめたものです。取材によって掘り起こされた新事実も少なくありません。記録としても残しておきたい価値ある一冊。

あきた物語〜源流から明日へ
- 佐々木義廣 著
- A5判、265ページ
- 定価:1,980円(税込み)
- 在庫あり
秋田の歴史的大事件や光が当たっていない出来事、民衆の息吹などを取り上げている。縄文時代に「商人がいた」、蝦夷地との密接な関係、明治初期にイタリアへ出店したアキタ川尻組など、その切り口は、従来とは違った秋田を浮き彫りにしている。

漫画「青山くんの夏休み〜秋田市400年物語〜」
- 秋田市/監修、土居輝雄/原作、倉田よしみ/作画
- A5判、202ページ(カラー40ページ)
- 定価:712円(税込み)
- 在庫あり
東京に住む小学6年生の男子が、秋田の親類宅を訪れ、現在の秋田市の原型を造った佐竹氏の歴史を学ぶ形で展開。400年前から続く壮大な国づくりをたどる。歴代藩主の肖像画、街道や城下の絵巻、絵図、年表も収録した。

時の旅四百年 佐竹氏入部
- 秋田魁新報社 編
- B5判、310ページ、オールカラー
- 定価:1,570円(税込み)
- 在庫なし
本紙で2002年から2003年にわたる連載を一冊にまとめたもので、新たに近隣諸藩との関連年表を付け、より多面的に解説。佐竹氏12代、260年余の流れを余すところなく伝えている。現代の秋田の原型はいかにつくられたのか。古里秋田を理解する格好の書。

秋田 風と土のメッセージ
- A5判、305ページ
- 定価:1,980円(税込み)
- 在庫あり
本紙朝刊「日曜一家」欄に同名のタイトルで連載したものに補筆。アプローチ対象の実像、虚像に目を凝らし、「秋田」との結び目を確かめる中で、この地の原形、源流を探り出そうとした。