
神谷 紗耶加
かみや・さやか 総合人間科学部卒業。子どもの貧困問題に関心があり、大学ではフードバンクの実態分析などを行った。大学2年の冬、魁のインターンシップに参加。取材体験を通して読者との間にある信頼関係に引かれ、入社を決意。特技は柔軟運動。

聞き手=大谷好恵
どんな大学生でしたか?
子どもの貧困問題に高校生の頃から関心があり、大学ではフードバンクの実態分析などをしました。近所のカフェでアルバイトを週3回、テニスサークルの活動にも積極的に参加していました。それ以外に、地域にある子ども食堂やフードバンク団体で、食糧支援のボランティアをしたりもしました。
就活ではどんな準備を?
コロナ禍で、友達と面接練習をする機会があまりなかったので、大学のキャリアセンターの方とZOOMで面談してもらったり、秋田に戻って就活していた時期には、秋田市御所野の「あきた就職活動支援センター」に顔を出したりして、何でも相談するようにしていました。友達や家族に、客観的に見た「私」について意見をもらったのも、自分を知る上で役に立ったと思います。
作文は、過去の出題テーマ・文字数・制限時間を守って書いてみるのはもちろん、自分で予想したテーマ(フェイクニュース、多様性など)でも何本か、実際に書いてみて、家族に読んでもらったり、キャリア支援センターの方に添削してもらったりしました。また、作文テーマに時事問題が絡むことが多いので、新聞を毎日読むことを習慣にして、世の中の流れをつかむ努力をしました。

なぜ秋田で、そして魁で働くことを選んだのですか?
大学2年の冬に魁のインターンシップに参加し、JR秋田駅前で通行人の方にコメントをもらう、という取材体験をしました。誰に声を掛けたらよいか...と尻込みしていたら、ある男性が「さきがけさん、きょうは何の取材?」と軽 い感じで声を掛けてくれて。私が魁の赤い腕章を借りて着けていたので、記者だと思われたようでした。
その時、緊張でカチカチになっていた気持ちがふっと和らいだ感じがしたのですが、それと同時に「『さきがけさん』と気軽に声を掛けてもらえるメディアっていいなあ」と思いました。読者との間にある信頼関係を目の当たりにしたというか。秋田では日々さまざまなことが、あちこちで起こっていて。その現場にいち早く駆けつけて、取材する人がいるからこそ、情報が県民に広く届くんだと実感し、自分も情報を届ける側の一員となって秋田を支えたい、と思いました。
就活生へアドバイスを。
私は⾃⼰分析や業界分析で悩みました。ですが、⾃分⾃⾝を知るきっかけになったので、今は取り組んで良かったと感じています。この先、さまざまなことで悩み、迷うこともあると思います。そんな時は誰かに相談したり、情報を集めたりして⾃分から行動することが大切です。頑張ってください!


聞き手=大谷好恵
インタビューを見る神谷さんは真面目で芯の強い人だと感じました。就活中に抱えていた不安には共感できた点もありましたが、私とは異なる視点から捉えている点もあり、ハッとさせられました。学生時代の活動や問題意識が、自分ととても近いことにも驚きました。子どもの貧困問題について神谷さんがどう考えているのか、もっと聞いてみたいと思いました。(大谷・記)
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