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言葉が持つ重みかみしめ
読みやすく美しい紙面を

整理部・北嶋彩佳

現在の仕事とやりがい

 記事の見出しやレイアウトを考え、実際に紙面作りを行う整理部という部署で働いています。夜勤が大半の職場で、締め切り間近が一番忙しい時間帯。記事が次々と最新のものに差し替わり、紙面印刷の時間が迫ってくると緊張感で張り詰めた雰囲気になることも。

 そんな中でも、「記事が伝えたいことは何なのか」「誰もが分かりやすい表現ができているか」を念頭に、言葉が持つ重みをかみしめながら日々紙面を組んでいます。

 紙面の作り手は最初の読者でもあります。世に出ていないニュースを誰よりも早く知ることができるのはうれしいですね。正確で読みやすく、美しい紙面にできた時は達成感があります。

インタビュー

入社のきっかけは?
 大学時代に米国へ留学した際、生まれ育った秋田の魅力や課題について現地の学生たちに聞かれ、うまく答えられず歯がゆい思いをしました。「もっと秋田のことを知り、発信したい」。これが地元紙に興味を持ったきっかけです。実家のある八郎潟町を含め、少子高齢化や人口減少で活気が薄れている地域もあり、地域活性化のためになる仕事がしたいとの思いから新聞社への挑戦を決めました。
休日の過ごし方は?
 甘い物が好きで、秋田市のスイーツ店巡りを楽しんでいます。洋楽を聴きながら県内をドライブするのもいいリフレッシュ方法。読書が趣味で、エッセーや推理小説などの読書日記を付けています。
将来の仲間へメッセージをお願いします
 私が入社する直前の2011年3月11日に東日本大震災が発生しました。当時は研修期間中で、刷り上がったばかりの号外を停電で真っ暗になった秋田駅前で配りました。テレビが付かず情報がほとんどない中、食い入るように紙面を見ていた人々の姿が忘れられません。新聞社としての使命を強く感じた瞬間です。日常ではもちろん、災害など有事にこそ頼りになる。それが新聞の強みで、そんな紙面作りの一端を担うことができるのがこの仕事の魅力でもあります。
 秋田という人口減や少子高齢化の進む地方での新聞発行は責任も大きいですが、地元の人々とのつながりを感じることができる、大変やりがいのある仕事です。私たちが作った紙面が、読者の心を動かし、プラスの意味で一歩を踏み出すきっかけになれたら、これほどうれしいことはありません。地域、そして社会を元気にしたいという気持ちのある皆さんと一緒に新聞作りができたらいいなと思います。

プロフィル

整理部・北嶋彩佳

2011年4月入社。文化部、能代支局、社会地域報道部などを経て2018年4月から整理部。社会面やスポーツ面といった軟派面を主に担当。八郎潟町出身。

※所属、内容は取材当時のものです