第93回全県俳句大会

 秋田魁新報社主催の「第93回全県俳句大会」が10月18日午前10時から、秋田市山王の県生涯学習センターで開かれる。講師は俳人で俳句結社「古志」前主宰の長谷川櫂さん(66)=神奈川県藤沢市。講演に続いて投句作品を講評する。

 大会は会場で開催するほか、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮し、出句者が自宅のパソコンで大会の様子を見ることができるよう、インターネットで中継する。開会時間を例年より30分繰り上げ午前10時とし、午後0時半閉会予定。表彰式は行わない。

 長谷川さんは熊本県出身。中学生の時から俳句を始め、東大法学部卒業後、読売新聞記者を経て俳句に専念。1993年、39歳で「古志」を立ち上げ、2009年まで主宰を務めた。現在は個人サイト「一億人の俳句入門」で「ネット投句」「うたたね歌仙」を主宰。朝日新聞の俳壇選者を務めるほか、読売新聞に詩歌コラム「四季」を毎日連載している。

 評論集「俳句の宇宙」でサントリー学芸賞、句集「虚空」で読売文学賞を受賞。このほかの句集に「沖縄」「九月」、著書に「俳句的生活」「古池に蛙は飛びこんだか」「俳句の誕生」などがある。

 今回の選句に当たり、長谷川さんは「何よりも心を打つ俳句、心に届く俳句を詠んでください。そのためにはどうしたらいいか、自分で考える。方法や文法など瑣末(さまつ)な問題はすべてそのあとをついてきます」としている。

 全県俳句大会は、1926(大正15)年に第1回大会が開かれた。県内の俳句愛好者が流派を超えて研さんと交流を図る場となっている。

 ※講師の長谷川櫂さんの来県を取りやめ、オンラインによる講演に変更することが決まった。新型コロナウイルスの感染拡大防止に万全を期すため。大会の会場は予定通り県生涯学習センター。講演と上位作品の講評は、長谷川さんの自宅と会場をインターネット回線で結び、オンラインで中継する。同時に、出句者が自宅のパソコンでも大会の様子を見ることができるよう、ライブ配信を行う(2020年9月20日)。

日時
10月18日(日)午前10時から
会場
秋田市山王中島町、県生涯学習センター
講師
長谷川櫂さん(俳人、俳句結社「古志」前主宰)
作品
雑詠1句。未発表作品に限る。他紙・誌との二重投稿は禁止。作品は原稿用紙か便箋の中央に楷書ではっきりと縦書きする。希望する場合は漢字に振り仮名を添える(ただし、大会句集で希望通りに振り仮名が付くとは限らない)。句の脇に郵便番号、住所、俳号、本名、年齢、電話番号を順に明記する。俳号、本名には振り仮名を添える。
会費
2200円(当日の赤飯代含む)。現金書留か小為替(無記名)で句稿に同封する。
投句締め切り
9月7日(月)必着
送り先
〒010-8601、秋田市山王臨海町1の1、秋田魁新報社文化部「全県俳句大会」係
問い合わせ
秋田魁新報社文化部 TEL018・888・1829
お断り
講師選句、投句者による互選で一定の得点のあった作品は、俳号(本名)、市町村名と共に紙面に発表します。住所、電話番号などの個人情報は本大会運営以外の目的には使用しません。会費を同封しないもの、締め切り後に到着した分は受け付けません。句稿の訂正には応じかねます。
主催
秋田魁新報社