観光客にはおすすめしないけれど、地元の人たちに愛される店や場所をユカリロ編集部が訪れたレポートです。
秋田の台所についてのルポルタージュ。さまざまな人の台所の風景と、そこで作り、食べるものとは。
人形道祖神のメッカといわれる秋田県を駆け回る秋田人形道祖神プロジェクトの取材ルポ。番外編「秋田の落穂」もあります。
実はフルーツ県!? 秋田県内の果物農家を取材し、果樹農家の奮闘ぶりと熱い思いを、勝手に宣伝組合がレポートします。
頼まれてもいないのに勝手にお店や企業を宣伝してしまう「勝手に宣伝組合」が新聞上で本当に勝手に宣伝します。
2019年に秋田に移住した今村香織さんが、秋田で見つけた手仕事の素朴な疑問に迫りながら、その魅力を伝えます。
手仕事に興味はあってもなかなか工房まで足を運ぶ勇気が出ない……という人も、行ったつもりになれる紙上工房ツアーです。
全国のローカルメディアの作り手が、自分の地元のこと、ローカルならではのメディアの形や取り組みなどを綴るリレーエッセイです。
デビュー以来愛媛県から作品を生み出し続けるギャグ漫画家・和田ラヂヲさんの書き下ろし四コマ漫画。秋田と愛媛のコラボレーション!
読者からの日常の小さなお悩み投稿に、ハラカラメンバーがハラを割って全力でお答えします。
秋田市中通にある工芸ギャラリー・小松クラフトスペースの三代目店主。青山学院大学文学部史学科(考古学)卒。郷土史研究家として「秋田県の遊廓跡を歩く」(カストリ出版)、「新あきたよもやま」(秋田魁新報電子版)などを執筆。
国内外の広告・雑誌・書籍・プロダクトのイラストを描く。代表作は「ピンクとグレー」(加藤シゲアキ氏著、KADOKAWA)、「服を買うなら、捨てなさい」(地曳いく子氏著、宝島社)。2018年より「人形道祖神」をポップにアレンジした作品を発表。
1980年美郷町(旧仙南村)生まれ。宮城大学卒業後、東京の広告代理店に勤務。2009年に秋田に戻り「澁谷デザイン事務所」として独立。県庁発行「のんびり」をはじめとする書籍の編集・デザイン、イベントの企画、郷土玩具「百目木人形」の制作など、アレコレ楽しく挑戦中。
1981年男鹿市(旧若美町)生まれ。秋田南高校卒業。多摩美術大学在学中より、フォトグラファー神林環氏へ師事。同大学卒業後、2012年秋田へ戻り独立。阿仁根子集落に移住し根子写真館を開業。主な仕事:県庁発行「のんびり」、ANA機内誌「翼の王国」など。
今回の書き手は高校生の大松珠さん。山口県の離島・祝島(いわいしま)で食堂を開いた体験から、「食べること」を通じて伝えたいことがあふれてくる様子をみずみずしい文章で綴っていただきました。
活動拠点:山口/熊本/福岡
周回12キロメートル、人口300人ほどの離島である山口県祝島。学生時代に東北の1次産業の現場に足を運んだのをきっかけに、この島で漁師として働くようになった秋山さんならではの「価値」のお話です。
活動拠点:山口
タウン誌から「体験型民泊」へ――。はしもとゆうきさんの活動からは、メディアは変わっても伝えたいことは地方での暮らしの多様性と創造性のなのだというメッセージが強く感じられます。
活動拠点:長崎県
東北発信の食のメディアでの仕事をきっかけに、長野出身の若者が町面積の93%が森に囲まれた杉の町、鳥取県智頭町で林業と本屋さんに!? その理由を知ると、日本の課題が見えてきます。
活動拠点:鳥取県
「目線を変えると見える価値」をテーマに、九州の魅力を掘りおこす活動型ウェブマガジン「アナバナ」ディレクターの佐藤瞳さん。イベントをメディア化した「穴バー」の取り組みで目指すものとは。
活動拠点:九州
古民家再生がローカルメディアに!? 舞台写真家のbozzoさんが兵庫県豊岡竹野で始めた家づくりが地元の人々にとっても地域の魅力発見につながったという意外な、でも納得のエピソードです。
活動拠点:兵庫
ZINEだけでイベントを開催した、熊本の編集者・福永あずささん。「紙だから伝えられること」にこだわって見えてきた景色とは? 各家庭の味噌(みそ)汁のように多様なZINEがある豊かさについて。
活動拠点:熊本
沖縄・読谷村。北国にいると、遠い南国の響きだけでうっとりしてしまいますが、「アイデアにんべん」の黒川さんが語る「実は……」は、北も南も意外なまでに“そっくり” だったというお話。
活動拠点:沖縄
自分の地元のことって、知っているようで案外知らないことも多いもの。山梨のフリーマガジン「BEEK」の土屋さんが語る、ローカルメディアは地元を深掘りするツールになりえる、というお話。
活動拠点:山梨
「地元にはなにもない」。つい言ってしまいがちな一言を起点に立ち上がったローカルメディア「さかだちブックス」。「365日発信」という驚異のエネルギーの源とはーー。
活動拠点:岐阜
スカイツリーのそびえる墨田区で、商店街活性化などのプロジェクトに関わるヨネザワエリカさん。下町らしい人と人とのやりとりが、東京も一つのローカルであるという新鮮な面を見せてくれます。
活動拠点:東京
日本のローカルデザインに関する本を台湾で刊行した蔡奕屏(ツァイ イーピン)さん。どうして日本だったの? 東アジアでも地域課題に共通点はあるの? そのわけとは。
活動拠点:台湾/千葉
コロナの影響でオンライン化は進みましたが、「物理的な距離」は永遠のテーマ。それを超える力は、一人ひとりの生活者が持っているという北海道の中西拓郎さん。驚異の“移動力”の源とは。
活動拠点:北海道(道東?)
「地元のこれ、けっこうイイのに、この良さをうまく伝えられない……」と悩むすべての人に。岡山で「備前焼ガチャ」などを手がける水野重寿さんに、具体的で誰でも実践できる処方箋を書いていただきました。
活動拠点:岡山
秋田県の広報誌「のんびり」編集長を務めて以来、現在に至るまで秋田と関わりをつむぎ続ける編集者の藤本智士さん。2021年最初のリレーエッセイは藤本さんから秋田への愛あふれる提言です。
活動拠点:兵庫、秋田
日本の文化的な素材や技術を発掘し、京都を拠点に世界に向けて地域ならではの価値観や文化を発信する北林功さんが大事にしているのは、意外にも「隣人を知ること」だといいます。
活動拠点:京都
富山の日常を旅するガイドブック『スピニー』を発行する居場梓さん。「噛めば噛むほど味わい深い、掘れば掘るほど面白い」という富山を生活者の目線で紹介しています。
活動拠点:富山
ミニコミ紙『郷土愛バカ一代!』で富山の珍スポット情報を発信するピストン藤井さん。ご本名の藤井聡子名義で発行された『どこにでもあるどこかになる前に。(里山社)』はローカル出身者必読の一冊です。
活動拠点:富山
もんぺを現代的な解釈でリデザイン、「MONPE」として全国で大人気の服にした地域文化商社・うなぎの寝床。代表の白水高広さんに綴っていただいたのは「ネイティブ性」についてです。
活動拠点:福岡
「ローカルメディア列島リレー」史上もっとも多拠点で活動を展開するプランニングディレクターの山倉あゆみさん。ご出身県・新潟で手掛けた「にしかんローカルマニフェスト」と10年の歩みとは。
活動拠点:新潟、東京、京都
福島県いわき市役所地域包括ケア推進課が発行するメディア「igoku」の編集長・猪狩僚さん。「老・病・死」という重いテーマ、行政とのコラボ。なのにエッジ効きまくり! の「igoku」の空気を感じてください。
活動拠点:福島
紙媒体やアートプロジェクトなど幅広く企画・編集・ディレクションを行う桜井佑さん。東京ピストル時代に手掛けた『TO magazine』は東京を一つのローカルとして見せてくれる斬新な編集にシビれました。
活動拠点:福岡、長崎、佐賀
佐賀と長崎が共同で発行する『SとN』の編集を手がける末崎光裕さんは福岡在住。こうして県と県をまたいだ活動は、2時間車を走らせても「まだ県内……」な秋田県民には羨ましい限りです。
活動拠点:福岡、佐賀、長崎
メディアリサーチャー・文筆家・編集者など数々の職能をもつ武田俊さん。変化し続けるメディアを横断する背中はカッコよく、ハラカラもキャッチアップしたいけど本音はアップアップです。
活動拠点:東京
日本と台湾をつなぐ企画やプロデュース、執筆などを行う“台日系カルチャー”のキーパーソン。“微住”“ゆるさと”など新しい概念を生み出し続ける田中佑典さんから目が離せない!
活動拠点:福井、台湾、東京
画家であり、ローカルメディア界隈では美術同人誌「四月と十月」、北九州市の「雲のうえ」でも知られる牧野伊三夫さんに聞いたのは、秋田の町の小さなパン屋さんの看板のお話。
活動拠点:東京
神奈川県内の市で唯一「消滅可能性都市」に指定されている三浦市。このまちに移住して出版社「アタシ社」を夫婦で営む三根かよこさんは、「このまちに仕事の枠を広げられている」と感じるそうで……。
活動拠点:神奈川
普段は大企業のブランディングや広告を手がけるアートディレクターの富田光浩さんが「何かに突き動かされるように作った」というフリーペーパー『飛騨』。飛騨での生活の息づかいが聞こえてきそうです。
活動拠点:東京、岐阜
ローカルメディア界隈では知らぬ者はない?! 滋賀のフリーペーパー『ラ コリーナ』のディレクターを務める丹治史彦さん。人の手の跡を感じさせる本を数多く世に送り出してきた編集者です。
活動拠点:東京、滋賀、宮城
ローカルメディアのことならまずはこの人!とお願いした、影山裕樹さん。ハラカラも参加した展覧会「地域の編集(ニュースパーク、2019)」でもディレクターを務められています。
活動拠点:東京、京都