遠い風近い風[天野正道]幸せを感じた演奏会

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 3月19日、吹奏楽界では有名なコンサート「21世紀の吹奏楽“響宴”」が第20回を迎えた。私は10年ぶりに曲の委嘱を受けた。演奏会は順調に終わり、恒例のレセプションが開かれたのだが、今回私は残念ながら参加できなかった。これは初めてのことだ。

 というのは「シン・ゴジラ対エヴァンゲリオン交響楽」(3月22、23日・オーチャードホール)のリハーサルが20日に始まったからである。私はこの演奏会で、ほぼ全曲の指揮とオーケストラアレンジを担当した。

 演奏は東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団、宮城純子氏(ピアノ)、今剛氏(ギター)、高水健司氏(ベース)、エリック宮城氏(トランペット)という現在日本最高峰のミュージシャンたち。サプライズ出演として、東海大学吹奏楽研究会のマーチングバンドも参加した。ゲストコンダクターに同業者の和田薫君を迎え、ゲストボーカルは高橋洋子さん、司会は声優の林原めぐみさんと俳優の松尾諭さん、という豪華な顔触れである。

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