ふるさと小紀行:明治天皇行在所記念碑(能代市) 建立100年、存在感放つ

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風化が進み、碑文の全体を読み取ることは難しい

 能代市上町の市役所は今年1月、装いを新たにした。第2、3庁舎の跡地に新庁舎が開庁。第4庁舎は閉庁し、いまは柵に覆われて解体工事が進められている。ただ、柵の一角には大きな石碑があり、ここは工区から外れている。石碑は明治天皇が行幸で宿泊した場所であることを示す「明治天皇行在所(あんざいしょ)記念碑」だ。

 記念碑は第4庁舎敷地南側の市道に面した場所にある。高さは台座を含め4メートルほど。碑に彫られた「明治天皇行在所記念碑」の文字のうち、「行」から下の文字は風化して読み取るのが難しい。裏には明治天皇の訪問と大正天皇の即位を祝して建立したとあるが、こちらも全文の判読は困難。能代市史稿によると、ちょうど100年前の1917(大正6)年9月に除幕された。

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