ふるさと小紀行:石川啄木の詩碑(鹿角市) 曽祖母の地と姉思う

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鹿角市役所前に立つ「鹿角の国を憶ふ歌」の詩碑
鹿角市役所前に立つ「鹿角の国を憶ふ歌」の詩碑

 鹿角市役所前に立つ石碑に「青垣山を繞(めぐ)らせる 天(あま)さかる鹿角の国をしのぶれば、涙し流る」で始まる1編の詩が刻まれている。岩手県出身の石川啄木(1886~1912年)が、19歳の時に詠んだ「鹿角の国を憶(おも)ふ歌」だ。

 南部藩領だった鹿角と啄木には、いくつかの接点がある。母方の曽祖母・熊谷ヱイが毛馬内地区の出身。姉サダは夫が働いていた小坂鉱山で病死した。

 花輪地区生まれで「おもちゃのマーチ」を作曲した小田島樹人(じゅじん、1885~1959年)は旧制盛岡中学の1年後輩で、親交があったとされる。

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