新駅の行方(3)公共交通で往来活発に

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新駅予定地近くにある秋田市泉のバス停。乗客減や運転手不足により、路線バスの維持は厳しい状況にある

 秋田市はJR奥羽線「泉・外旭川新駅」(仮称)の設置に合わせ、「鉄道とバスの連携強化を図る」との方針を掲げる。公共交通を通じて中心市街地と土崎、新屋両地区など北部、西部といった各エリアの拠点を結ぶ機能を強化し、市民の往来を活発にしたい考えだ。ただ、担い手となるバス会社は、人口減少に伴う運賃収入の落ち込みや運転手不足が深刻化し「このままでは路線の維持は難しい」と危機感を募らせる。

 同市外旭川の女性(75)は月2、3回、市中心部に買い物などに行く際、バスを使う。新駅予定地近くのバス停「泉ハイタウン団地前」から乗車。JR秋田駅までは約15分かかるという。一方、市によると、鉄道を使えば新駅から秋田駅までの所要時間は4分と見込まれ、路線バスに比べて11分短縮できる。

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