巨額赤字おばこ「要改善JA」に 自己資本比率低下見通し

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JA秋田おばこ本所
JA秋田おばこ本所

 コメ直接販売事業で巨額の累積赤字と未収金を抱えるJA秋田おばこ(本所大仙市)が、全国農業協同組合中央会(JA全中)から「要改善JA」の指定を受けていたことが22日、分かった。自己資本比率がJAの健全性を示す基準の8%を割る可能性が高いため。指定により経営改善計画の作成や経過報告が義務付けられるほか、2年以内に改善のめどが立たなければ、信用事業の貸出先や資金運用で制限を受ける。

 要改善JAは▽多額または数度にわたる着服や横領などの不祥事▽事業利益で2期連続の赤字計上や自己資本比率8%未満への低下▽内部管理体制の不備―などが判明した際に指定される。指定されると、経営改善計画を提出後、JA全中やJA秋田中央会の指導を受ける。

 おばこの2016年度末の自己資本比率は11・11%。巨額の累積赤字や未収金の処理などにより、17年度決算では8%を割り込む可能性が高い。

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