ふるさと小紀行:浅舞の湧き水(横手市) 豊富、清らか 生活潤す

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浅舞地区の湧き水が流れ込んでできた琵琶沼

 大小30以上の湧水地が点在する横手市平鹿町。中でも、浅舞地区は特に湧き水が豊富な場所として知られ、古くは「染め屋12軒、酒屋12軒」と言われるほど、水を多く使う産業を発展させた。豊富で清らかな水は、今も変わらず人々の生活を支えている。

 同地区の中心部には12の寒泉(かんせん)(井戸)から湧き出す水が流れ込んで形成された「琵琶沼」があり、地域のシンボル的存在。沼の形が楽器の琵琶に似ていることから名が付いたとされる。きれいな水の中にしか生息しない絶滅危惧種のイバラトミヨ、トミヨ(いずれもトゲウオ科)が混生する場所として、県の天然記念物にも指定されている。

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