児童増、背景に宅地化 上北手小、プレハブ校舎で対応

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 秋田市内の市立小学校の入学式が10日、一斉に行われた。少子化で統廃合が相次ぐ中、上北手小学校では学区内の宅地化が進み子育て世帯が増えた影響で、昨年より7人多い51人の新1年生を迎えた。児童数は年々増えており、同校は新たにプレハブの仮設校舎を建てて対応する方針。一方、市教育委員会は昨年、少子化に対応するため学校再編の検討に着手。過密と過疎という両極端の課題への対策を迫られている。

 同校は1875年に開校。現校舎は1987年に建てられた。少子化の影響で、98年には全校児童が戦後最少の83人まで減ったが、宅地開発された学区内の山手台団地や南ケ丘団地に子育て世帯などが移り住み、児童数が年々増加。2011年には教室の拡幅工事を行い、さらに本年度は教室不足を補うため図工室を6年生の教室に転用した。本年度の児童数は232人で、1998年のほぼ3倍となった。

 同校体育館で10日行われた入学式では、新1年生が保護者や在校生の拍手に迎えられて入場。これから始まる学校生活に期待を膨らませた。

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