遠い風近い風[佐々木桂]鯉のぼり

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 今日、5月5日は“こどもの日”。今は一般的に“こどもの日”と呼ばれているが、昔は3月3日の女の子のお祭り・ひな祭りとなる桃の節句に対して、5月5日は、男の子のお祭りである端午の節句であった。空に舞うのは鯉(こい)のぼりである。

 そして僕は、男の子で長男。どちらかというと、かなりの確率で、鯉のぼりを買ってもらえる境遇にあったはずである。ちなみに僕の下には弟が1人。つまり、僕の時はダメでも弟が生まれた時には与えられてもよかったはずだ。もちろん「生まれたばっかりの赤ん坊に、まだ鯉のぼりなんぞ分かりもしないし興味もないだろう」という考えもあるだろう。ならば、小学校に上がる年には買い与えてもよかったのではないか。チャンスは2回もあったのである。しかし、ウチの空には、ついぞ鯉は昇らなかった。

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