ふるさと小紀行[美郷町・千畑の松並木]私財投じた復興の道

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千畑小の敷地を横切る松並木

 美郷町土崎の千畑小学校には、校舎とグラウンドの間を横切る一本の松並木がある。

 高橋正規校長(57)は旧千屋小時代の卒業生で、子どもの頃は今の児童と同様、この並木道を駆け回って遊んだ。「変わらない松並木がいつも児童を見守ってくれている。松の緑が桜や青空、雪と合い、四季折々に楽しめる」

 並木道ができたのは明治後期。同町の千畑地区には、同じ時期に造られた道が数多くあり、それらは千畑小近くの交差点から放射状に広がっている。整備に尽力したのは、県議や衆議院議員を経験し、帰郷後に村づくりに貢献した坂本東嶽(とうがく)=本名・理一郎、1861~1917年=だ。

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