玉川温泉から水素生成、次世代エネ活用なるか 東北大教授ら

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玉川温泉水から水素を生成する取り組みを説明した報告会
玉川温泉水から水素を生成する取り組みを説明した報告会

 秋田県仙北市の玉川温泉の温泉水から次世代エネルギーとして注目されている水素を取り出し、地元で発電などに活用しようという試みが進んでいる。エネルギー資源活用に関する協定を結んでいる同市と東北大大学院の環境科学研究科が共同で取り組んでおり、昨年秋には実験に成功。実用化には活用策の検討やインフラ整備など課題は多いが、市は実現に前向きだ。

 両者は昨年8月、温泉や地熱などのエネルギー資源を産業や教育に活用することを柱とした連携協定を結んだ。その一環で同大大学院の土屋範芳教授(環境地質学)らの研究グループは、日本一の湧出量を誇り、「毒水」とも呼ばれる玉川温泉の強酸性水に着目。アルミニウムと化学反応させ、低コストな上に二酸化炭素(CO2)を出さず水素を生成することを目指している。

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