ふるさと小紀行[鹿角市・後生掛温泉]体も心も癒やせる場

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
風情ある木造りの大浴場

 鹿角市八幡平の国立公園内に「馬で来て、足駄(あしだ)で帰る」と称される温泉宿がある。今年で創業100周年を迎えた後生掛(ごしょうがけ)温泉だ。諸病に効果があると評判を集め、湯治場として親しまれてきた。

 温泉の発見は宿の創業よりさらに古く、鹿角市史によると、1681(延宝9)年とされる。当地に滞在した牛方が、噴湯に身投げしたオナメ(妾(めかけ))とモトメ(本妻)の後生(来世の安楽)を願い、生涯拝み続けた―という伝説が「後生掛」の名の由来という。

(全文 899 文字 / 残り 675 文字)

この連載企画の記事一覧