国宝禅室の屋根裏公開、奈良 世界遺産・元興寺、8年ぶり

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世界遺産元興寺で一般公開された国宝・禅室の屋根裏=16日午前、奈良市

 世界遺産元興寺(奈良市)で16日、国宝・禅室の屋根裏が創建1300年記念として8年ぶりに一般公開された。7月16日まで。

 広さ約340平方メートルの禅室は僧侶が生活していた僧坊の一部で、元興寺の前身で日本初の本格的寺院・法興寺(飛鳥寺)から718年に移築されたという。

 屋根裏では法興寺創建当時の部材で、柱と柱をつなぐ「頭貫」などを近くで見ることができる。

 この日は、ヘルメットを着けた観覧者が懐中電灯を片手に屋根裏へ。飛鳥時代の部材のほか、鎌倉期の改築と昭和の修理で使われた部材の説明をボランティアガイドから受け、千年を超す歴史に思いをはせていた。