奈良・橿原考古学研究所が式典 古都の発掘続け80年

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創立80年を記念する式典であいさつする奈良県立橿原考古学研究所の菅谷文則所長=16日午後、奈良県橿原市

 高松塚古墳(奈良県明日香村)や藤ノ木古墳(同県斑鳩町)などの調査を手掛けた奈良県立橿原考古学研究所(同県橿原市)で16日、創立80年を記念する式典が開かれ、戦前の仮設事務所から国内有数の研究機関に成長するまでの歩みや、約3800件に上る発掘調査の主な成果を振り返った。

 菅谷文則所長は講演で、宇宙からの粒子を利用した古墳内部の透視など最新技術を取り入れた研究も紹介。「考古学は掘るだけでなく、考えることを繰り返して古代人のメッセージを受け取ることが大事」と話した。