佐竹知事、地上イージス配備に難色 「防衛省に不信感」

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定例会見で防衛省の説明の在り方について批判する佐竹知事

 秋田県の佐竹敬久知事は18日の定例会見で、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場が候補地の地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)について、これまでに防衛省側から納得できる内容の説明はないとして「協力的な態度は取れない」と述べた。佐竹知事らへの説明を約40分で切り上げた同省の姿勢にも「不信感を抱いている」とし、配備の受け入れに難色を示した。

 防衛省は1日に佐竹知事と穂積志秋田市長、14日に県議会と市議会、17日に地域住民の代表らに対し、それぞれ配備の必要性や候補地とした理由を説明。レーダーが放つ電波やテロへの対策については「電波防護指針にのっとる」「警察や海上保安庁と連携する」と繰り返した。

 これまでの説明について佐竹知事は「(安全対策で)具体的なものは何もなく、かなりの疑問が残っている。ふに落ちないものに協力的な態度は取れない」と強調。新屋を「最適候補地」としたことには「(用地取得が不要な)国有地だから適地としている。安上がりに進めようというのが見え見えで、人をばかにした話だ」と痛烈に批判した。演習場内を周辺から見渡せることにも、防衛上の観点から疑問を呈した。

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