井川つながる9年(中)模索 小中の文化融合図る

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5年生の理科の教科担任として教壇に立つ半田教諭

 小学校と中学校が別組織の従来の小中一貫校に対し、義務教育学校は一つの教職員組織で9年間の教育課程を管理する。教員は原則、小中学校両方の免許を持ち、従来の6年と3年の枠にとらわれず、カリキュラムを柔軟に編成できるのが大きな特色だ。

 井川義務教育学校は、生活面と校則は小学校に相当する1~6年を前期、中学校に相当する7~9年を後期とする6・3制を採用。学習面は1~4年を「基礎・基本期」、5~7年を「充実・連携期」、8、9年を「活用・発展期」の学団で区切る4・3・2制とした。

 鷲谷真一校長(57)は「学団でポイントとなるのが、前期と後期をつなぐ充実・連携期」と話す。全国的に小学校から中学校へ進んだ際、いじめや不登校が増える「中1ギャップ」の克服が課題となっている。子どもが新しい環境や学習内容に戸惑うことが一因とされ、充実・連携期はその時期に当たる。

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連載企画:井川つながる9年 県内初 義務教育学校の挑戦