南極の氷、気泡パチパチ アルヴェ、市民が音や感触楽しむ

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氷に含まれる気泡がはじける音を聞き、南極に思いをはせた

 自衛隊秋田地方協力本部(今福博文本部長)は16日、南極の昭和基地周辺で採った氷を、秋田市自然科学学習館(秋田拠点センター・アルヴェ内)に寄贈した。アルヴェ内のきらめき広場で行われた贈呈式には、市民ら約250人が集まり、数万年かけて形成された氷を見たり触れたりして南極に思いをはせた。

 昨年11月に日本を出発した南極観測船しらせの乗組員が、今年4月に持ち帰った。重さ約6キロで、堆積した雪が空気と共に圧縮されている。来場者は氷に触れて感触を確かめたり、砕いた氷が入ったコップに耳を澄ませ、「パチパチ」と気泡がはじける音を楽しんだりした。同市東通の伊藤智子さん(61)は「優しい音が聞こえた。氷が語り掛けるようだった」と話した。

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