イージス、住民理解ないまま入札公告 知事「非常に不愉快」

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防衛省を批判する佐竹知事

 防衛省東北防衛局は21日、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)の配備に向け、候補地とする秋田市の陸上自衛隊新屋演習場で行う地質測量調査の一般競争入札を公告した。8月2日に開札する。地元との話し合いが続く中で配備手続きを進める同省の姿勢に対し、佐竹敬久知事は「非常に不愉快だ」と強く批判した。

 防衛省は今月1日、福田達夫政務官が来県し、佐竹知事と穂積志秋田市長に地上イージス配備に先立つ調査を夏以降に行うと説明。佐竹知事らは地元住民の不安が払拭(ふっしょく)された段階で調査に入るよう求めていた。

 防衛省の進め方について佐竹知事は21日、取材に対し「非常にデリカシーがない」と非難。22日には小野寺五典防衛相との面会が予定されていることから「(小野寺氏に)調査内容を聞いたり、要望を伝えたりしようという前日に公告するのは、信頼性を欠くことにつながる。防衛省は『丁寧に説明する』と言いながら、やっていることが裏腹だ」と指摘した。

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