さきがけ政経懇話会:米朝首脳会談後の朝鮮半島情勢と日本外交

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李鍾元さん

 秋田さきがけ政経懇話会の6月例会が22日、秋田市の秋田ビューホテルで開かれ、早稲田大大学院アジア太平洋研究科の李鍾元教授(64)が「米朝首脳会談後の朝鮮半島情勢と日本外交」と題して講演した。今月12日に行われた史上初の米朝会談は北朝鮮の非核化に向けた交渉の入り口であるとし、今後の展開次第で「核兵器、大陸間弾道ミサイル(ICBM)廃棄に向けたディール(取引)が成立する可能性はある」と述べた。21日には大館市のホテルクラウンパレス秋北で開かれた秋田さきがけ県北政経懇話会で講演した。

 李教授はトランプ米大統領と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が会談後に発表した共同声明に「声明の規定を迅速に実行に移す」「できるだけ早い日程でさらなる交渉を行う」といった表現を盛り込んだことに触れ、「明確な期限を設けてはいないが、両国の首脳同士で核問題の短期決着を目指す枠組みを作った。この点に意味がある」と話した。

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