おいでよおもちゃ美術館(1)もりのあそびば 帰りたくなくなる空間

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ちょうかいタワー(右)とツリーハウス(左)がひときわ目を引く

 由利本荘市町村(まちむら)に7月1日、「鳥海山木のおもちゃ美術館」がオープンする。年間15万人が訪れる東京おもちゃ美術館の全面監修で、全国4番目の「姉妹館」。国登録有形文化財・旧鮎川小学校を改修した施設内は、随所に校舎の面影を残しつつ、体育館や教室は趣向を凝らした遊び場へと変わった。館内や関わる人たちの思いを紹介する。

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 足を一歩踏み入れると、異空間に迷い込んだような錯覚に陥る。目の前には由利本荘市鳥海町産のエンジュの木が立ち並び、まるで森の中を歩いているようだ。

 「もりのあそびば」の中央にそびえるのが、高さ5・33メートルの「ちょうかいタワー」。地元鮎川地区の職人が秋田杉で制作した。二重らせん構造で、途中に滑り台の入り口があり、木のドングリプールへとつながる。ドングリ約5千個も地元の「鳥海ものつくりの会」の手作りだ。

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【鳥海山木のおもちゃ美術館】

由利本荘市町村にあり、鳥海山ろく線・鮎川駅から徒歩約20分。同駅からは無料シャトルバスが運行される。「もりのあそびば」「ハイハイひろば」「グッド・トイサロン」などの有料ゾーン、「ゆきぐにの民具展示室」「ダイニング・キッチン」などの無料ゾーンがある。有料ゾーンは大人800円、小学生以下600円。由利本荘市在住者は大人500円、小学生300円、未就学児100円。開館は午前9時~午後4時。木曜休館。

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