地震危険度、秋田県沖「A」やや高い 連動地震の恐れも

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 政府の地震調査研究推進本部は9日、部会を開き、日本海溝や南海トラフで想定される地震の危険度を発生確率に基づいてランク分けする検討を始めた。事務局の文部科学省の案は、南海トラフの巨大地震や日本海溝寄りで起きて大津波を伴う津波地震などを「S(危険度高)」に分類。1923年の関東大震災のような相模トラフの地震も「A(やや高い)」とし、4段階に分けた。

 「30年以内に4~7%」のように発生確率で示す方式は、地元住民に危険度が伝わりにくいとの声が根強い。文科省は、危険度ランクを先行導入した内陸の活断層を参考に、海の大地震のランク付けが有効と判断した。

 秋田県沖から佐渡島北方沖の地震は、危険度のやや高い「A」に分類された。専門家の間では以前から「このエリアでは地震が連動して発生する恐れがある」との指摘があり、巨大津波の襲来などにどう備えるかが課題となっている。

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