ガラス文化の発信着々と 新屋の“工房”オープン1年

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来館者が見学する中、コップの制作に取り組むスタッフ

 秋田市新屋表町に市が開設した「新屋ガラス工房」は15日、オープンから1周年を迎える。先月末までの来館者は約3万人に上り、吹きガラスの制作体験や作品の販売も好評だ。一方、ガラス工芸文化の地域への浸透について佐藤司館長(55)は「アピールが足りない」と話し、住民や地元企業との連携に、より積極的に取り組む考えだ。

 工房は新政酒造工場跡地にオープン。吹きガラスの制作体験や作品販売を通じ、市民にガラス工芸への親しみを持ってもらうことと、独立を視野に入れた若手作家の育成が狙い。

 昨年7月15日の開館から先月末までの来館者は3万156人。佐藤館長は「市中心部から離れているが、これだけ来てくれた。工房の出だしとしては順調と思っている」と話す。来館者がガラス工芸に触れる機会としての吹きガラスの制作体験は毎週金―日曜に実施し、先月末までに421人が参加した。

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