世界遺産候補に縄文遺跡群 大湯環状、伊勢堂岱などで構成

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「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する鹿角市の大湯環状列石
「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する鹿角市の大湯環状列石

 国の文化審議会は19日、世界文化遺産の新たな候補に、鹿角市の大湯環状列石と北秋田市の伊勢堂岱遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)を選んだ。早ければ2020年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)から登録を受ける。実現すれば、本県関係では自然遺産の白神山地(1993年登録)以来の世界遺産で、文化遺産としては初めてとなる。

 ただ政府からユネスコへの推薦枠は文化、自然合わせて1年1件に制限されており、20年の登録には自然遺産候補「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)と競合する見込みだ。政府は来年2月1日までにどちらを先に推薦するかを検討する。

 縄文遺跡群は、縄文時代を代表する大規模集落跡「三内丸山遺跡」(青森市)など17遺跡で構成。地元自治体は、狩猟や採集などを基盤とした先史時代の文化を知る物証として世界的な価値があると訴え、2013年から推薦獲得を目指してきた。これまで5年連続で見送られ、今回が6度目の挑戦だった。

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共同通信社