備えは万全か(上)共助 意識高め避難へ連携

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水害を想定した避難訓練で、神岡小に集まった地域住民=7月17日

 昨年7月に県内各地を襲った豪雨から間もなく丸1年となる。甚大な被害に見舞われた大仙市と秋田市では、水害からどんな教訓を得たのか。減災に向けた住民や行政の取り組みを追う。

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 17日午後3時10分、1級河川・雄物川が流れる大仙市神宮寺地区を広報車が巡回した。「一帯に避難勧告が出ました」。呼び掛けから30分ほどで、高齢者や親子連れなど約60人が地区の避難場所となっている神岡小学校に集まった。児童は避難所の設営を手伝って住民を冷房の効いた和室などに案内し、飲み物や菓子を配った。同校と地域が行った避難訓練の一こまだ。

 市職員は地区周辺のハザードマップを広げ、「この一帯は大雨が降ると浸水する危険性が高い。身を守るため、いち早く避難してほしい」と訴えた。

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