ヘレン・ケラー死去50年、秋田犬との絆に脚光 米で写真展

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船上で剣山号に触れるヘレン・ケラー=ニューヨーク・ブルックリン(秋田犬保存会提供)

 視力、聴力を失い、話すことも不自由な三重苦を抱えながら障害者福祉に尽力した米国のヘレン・ケラー(1880~1968年)が死去して今年で50年。忠犬ハチ公のファンで、37年に初来日したときに秋田犬を譲り受けたことは当時大きく報じられた。米国では今年、ケラーとハチ公をテーマにした写真展が開かれ、その絆が脚光を浴びている。

 ケラーは米国の新聞で紹介されたハチ公の物語に感動し、初来日した際、通訳に秋田犬が欲しいと訴えた。秋田犬保存会副会長を後に務めた故小笠原一郎氏がこれを伝え聞き、秋田犬「神風号」をケラーに贈った。

 秋田犬はロシアのプーチン大統領や、最近では韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪フィギュアスケート女子で金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手にも贈呈され話題となった。保存会によると、神風号は日本から海外に渡った秋田犬第1号だった。

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