無事故目指し「竿燈」の安全策強化 コーン標識など設置

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観客の安全面を考慮し、警備員やコーン標識が配置されたまつり会場
観客の安全面を考慮し、警備員やコーン標識が配置されたまつり会場

 秋田市で3日開幕した秋田竿燈まつりの会場には、「どっこいしょー」の掛け声とおはやしが響き渡り、大勢の観客が夜空に揺らめく光の稲穂を見詰めた。各竿燈会の差し手は練習で培った技を次々に披露。昨年は竿(さお)が倒れて観客が負傷する事故が起きたことから、実行委員会や市竿燈会は安全対策として警備員の数を6割以上増やし、倒れた竿が観客に当たるのを防ぐためのワイヤを増設した。関係者は「最終日まで無事故でまつりを盛り上げたい」と気を引き締めた。

 市竿燈会は先月、事故の再発防止を協議する安全対策会議で、参加する町内らに継ぎ竹の過度な使用を控えるよう伝達。藤原賢一会長(75)は「まつりは安全第一。より高く上げることだけが観客を盛り上げる方法ではない。伝統的な竿燈の原点に立ち返りたい」と言う。

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