土崎空襲の教訓生かそう 秋田市で式典、犠牲者悼む

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祭壇に献花し、犠牲者の冥福を祈る参加者

 73年前の終戦前夜に秋田市土崎地区を襲った土崎空襲の犠牲者を悼む追悼平和祈念式典が14日、同市土崎港のセリオンプラザで開かれた。小中学生や遺族ら約170人が出席、亡くなった人々の冥福を祈り恒久平和への思いを新たにした。

 参加者全員で黙とうをささげた後、主催者で土崎空襲を語り継ぐ活動に取り組む市民団体「土崎港被爆市民会議」の伊藤紀久夫事務局長(78)が「過去に起こった悲惨な事実を改めて直視し、教訓を将来につないでいかなければならない」とあいさつ。1人ずつ祭壇に献花した。

 式典後、市内の小中学生21人が平和のメッセージを発表。地元の土崎小6年の伊藤愛佳さんは「爆弾で火の海となった土崎は地獄だったと思う。戦争を再び起こさないよう、優しい心を持って争わないことが必要だ」と話した。

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