住宅地側上空にレーダー照射「あり得る」 地上イージス

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説明会で質問しようと手を挙げる参加者

 防衛省は18日、迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)が秋田市の陸上自衛隊新屋演習場に配備された場合、住宅地のある東側にもレーダーを照射する可能性があることを明らかにした。安全性については問題ないとの認識を示した。同日、演習場に近い勝平地区コミュニティセンターで開いた地元住民向け説明会で質問に答えた。説明会では、配備の必要性や安全性について住民から疑問の声が相次いだ。

 新屋演習場は東側が住宅地に近接しており、レーダーが放つ電波の影響などが懸念されている。防衛省はこれまで、レーダーは弾道ミサイルが飛来する日本海側の上空に集中的に向け、全周に照射しないと説明していた。

 この日の説明会には防衛省戦略企画課の五味賢至課長ら11人が説明者として出席。住民の男性が「レーダーは東方向に発することもあるのか」と質問したのに対し、同省の担当者はレーダーはミサイルを探知してから「追尾」「迎撃」「迎撃効果の確認」に至るまで一貫して捕捉し続けると説明。「ミサイルが演習場の後ろ(内陸)に飛べば東側に照射することは当然あり得る」と述べた。安全性については「上空に向けるため、照射角はかなり高い角度になる。問題ないと見込んでいる」とした。

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