吉田、大会ナンバーワン投手への道 指導者たちの証言

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金足農―日大三 9回裏日大三無死、代打小沢を二ゴロに打ち取り、雄たけびを上げる金足農・吉田=甲子園

 気迫のこもった投球で秋田県勢103年ぶりとなる決勝の扉をこじ開けた。金足農の快進撃の原動力となったエース吉田輝星投手。幼い時から野球が好きだった少年は、今大会ナンバーワンと評される投手にまで成長し、伸び上がるような速球で対戦校の選手らを驚愕(きょうがく)させ続けている。

 ロースコアの展開となった日大三との準決勝。吉田投手は最後の打者をセンターフライに打ち取り、2―1で決勝進出を決めると、チームメートと喜び合った。

 吉田投手は小学校に入学したのを機に、金足農野球部OBの父正樹さん(42)=潟上市、会社員=からグラブを買い与えられ、野球に興味を抱き始めた。小学3年になると地元の天王ヴィクトリーズ野球スポ少に入団。キャッチボールをひとたび始めると、いつまでもやめようとしない子だったという。正樹さんは「投げるのが純粋に楽しかったんでしょうね」と懐かしむ。

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