全力野球に県内沸騰、金足農の健闘たたえる【動画】

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七回に金足農が追加点を挙げ、歓声を上げる秋田市民ら=同市のエリアなかいち

 「秋田の誇り」「胸を張って帰ってきて」―。甲子園で劇的勝利を重ねた金足農は、21日の頂上決戦でも無類の結束力で全力野球を貫き、投打とも群を抜く実力を備えた大阪桐蔭(北大阪)に最後まで食らいついた。東北勢悲願の初優勝はかなわなかったが、見る者の心を振るわせた「雑草軍団」の戦いぶりに、全国各地から賛辞が送られた。

 秋田市金足追分の金足農高体育館には、生徒やOB、市民ら千人以上が詰め掛け、大型スクリーンで歴史的な一戦を見守った。観衆は一体となって声を張り上げ、会場は熱気に包まれた。

 点差を広げられても、諦めずに戦うナインに向けて、熱い声援は試合終了まで続いた。最終打者が右飛に倒れた瞬間、館内には「あー」と落胆の声が上がったが、程なく準優勝をたたえる拍手に変わり、「よくやった」の声があちこちに響いた。

 秋田県内各地ではこの日もパブリックビューイングが行われた。秋田市中通のエリアなかいちの「なかいち広場」では、約1550人が大型ビジョンで観戦した。選手の名前などを書いた手作りのボードを持参した同市新屋の会社員松渕義行さん(54)は閉会式の様子も見届けた。「秋田の球児がこれだけできると全国に示してくれた。感謝の気持ちでいっぱい。『優勝』と書いたボードは、将来の球児が実現してくれるまで大事に持っておく」

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