鳥海山北麓・獅子舞番楽のおはやし譜面化へ 記録保存へ調査

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獅子頭の寸法などを調べる高山委員長(右手前)=由利本荘市岩城滝俣の金峰神社
獅子頭の寸法などを調べる高山委員長(右手前)=由利本荘市岩城滝俣の金峰神社

 鳥海山北麓の秋田県由利本荘、にかほ両市に伝わる獅子舞番楽を記録、保存する調査事業が最終年度を迎えている。現在両市で確認されている90ほどの獅子舞番楽を調査対象に、両市教育委員会が文化庁と県の補助を受け、2015年度から4カ年で実施。来年3月に刊行予定の報告書では、一部の番楽に使われるおはやしを譜面化して掲載する。

 調査を実施しているのは、民俗学や音楽などの専門家や両市教委職員ら20人余りでつくる調査委員会。高山茂・民俗芸能学会代表理事(早稲田大学演劇博物館招聘(しょうへい)研究員)が委員長を務める。12年に国記録選択無形民俗文化財となった屋敷、坂之下、濁川(以上由利本荘市)、伊勢居地、釜ケ台、冬師、鳥海山小滝、横岡(以上にかほ市)の八つを中心に、上演演目や芸態の変遷についての聞き取りのほか、獅子頭や番楽面といった道具類の調査などを行っている。

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