秋田の人形道祖神巡り本刊行 独自解釈の絵、異彩放つ

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出版記念イベントで人形道祖神の魅力を語る小松さん(右)と宮原さん

 秋田市の郷土史研究家とイラストレーターが、県内各地の集落の境などに祭られている「人形道祖神」をテーマにした本「村を守る不思議な神様~あきた人形道祖神めぐり」を刊行した。道祖神が持つ原始的な造形の魅力とその信仰を受け継ぐ人々を生き生きとした筆致で紹介。イラストレーターが独自の解釈でカラフルに描いた神の姿も異彩を放っている。

 文章を担当したのは秋田魁新報電子版に郷土史をテーマにしたコラムを連載している小松和彦さん(41)。絵は「ピンクとグレー」(加藤シゲアキ)や「服を買うなら、捨てなさい」(地曳いく子)といったベストセラー本の装丁や挿絵を手掛けている宮原葉月さん(44)が描いた。

 県内の道祖神は主に米代川、雄物川流域の内陸部に分布している。「村を守る―」では大館、能代、仙北、大仙、横手、湯沢各市の9地域16カ所に祭られている36体を紹介。各集落の人々から聞いた行事の変遷や道祖神への思いもつづっている。

(全文 1180 文字 / 残り 775 文字)

小松さんが秋田の郷土史のあれこれをつづる連載コラムです

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