秋田明治の建物:渡部家住宅(鹿角市八幡平) 広い客間、豊かさ今に

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渡部家の6代目当主・文蔵が巨費を投じて建てた住宅。2003年から史料館として一般公開している
渡部家の6代目当主・文蔵が巨費を投じて建てた住宅。2003年から史料館として一般公開している

 JR八幡平駅から北西に約3キロ、鹿角市八幡平石鳥谷(いしとりや)の丘陵地に渡部(わたなべ)家住宅がある。6代目当主の文蔵が客をもてなすことを重視し、1892(明治25)年に完成させた邸宅だ。巨費を投じて高価な木材をふんだんに使い、見えない部分にもこだわった造りとなっている。

 渡部家は江戸時代、禄高(ろくだか)70石の南部藩士だった。明治期には広大な土地を所有し、蔵に米1500俵(90トン相当)が積まれるほどの豪農となった。

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渡部家住宅(渡部家史料館)

■国登録有形文化財(土蔵、門を含む)
所在地 鹿角市八幡平石鳥谷63
見学 5~10月の午前10時~午後4時(7日前までに予約)
入館料 無料
駐車場 10台
予約先 渡部家史料館 TEL0186・32・2133

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